心理カウンセラー大山裕介のサイト

【働き方改革】働き方より『働く意識改革』

 
働き方改革 忙しい 労働時間問題 残業が正義
この記事を書いている人 - WRITER -
カウンセラーの大山裕介 情報に惑わされない為には、まずは情報を知らなければいけない。 情報を知り、情報を活かす。 これからの生き方を分かりやすいく解説しています。

働き方改革という言葉を最近ではよく聞くようになったのではないでしょうか。
取り組み内容が浸透する前に始まる企業と、
内容をはき違えて始める企業に分かれそうなきがします。
実際の内容は知ってはいるものの、自分の会社にどのような影響があるのかは分からない人が多そうです。

スポンサーリンク

生産性を上げるという取り組みが逆効果?!

現在の雇用体制を見てみると、
仕事を早く終わらせる人よりも、残業をしている人の方が給料が高いという現実があります。
どの程度能力で給料を支払っているかにもよりますが、
人事考課が定まっていない企業にとっては何も言い返すことが出来そうにありません。

自分の会社がどのくらい社員を見てあげているのでしょうか。という問いに胸を張って応えられる企業は少ないということです。

それであれば、時間いっぱいを使って残業をしている方が楽だし稼げるという働き方。
それはどこの企業でも目立つことです。

日本はアメリカのように簡単に解雇が出来ない雇用体制が主流になっています。
アメリカでは「アットウィル」なので、出来ない社員、ズルをするような社員は簡単に解雇に出来ます。
アットウィルとは、雇用している側が自由に採用、解雇出来ることです。

日本のようにそれがない国は、雇用側の勝手で解雇をするようなことがあれば、
「解雇権濫用」になるでしょう。

能力を人事考課などで見ているつもりの企業は、この先しっぺ返しをくらうことになります。
働き方改革で明らかになる日本の雇用体制。
無理やり施行する企業が目立ち、労務環境が今よりも悪化することも考えられます。

長い時間働いている人が必ずしも頑張っている人ではない!

昔からの社風といいますか、日本の伝統のような考え方に「長い時間働くのが正義」というような印象を持っています。これは企業に長く勤めていることも同じ意味を持ちます。
どれだけ生産性が高いのかは別として、「遅くまで働いて偉いなぁ」という言葉が飛び交います。

しかし、生産性を気にしての言葉ではないはずです。
「遅くまで働く」が「たくさんのものを生産している」ということに結び付いていないからです。
何を見て「偉い」という概念になったのか。その何かがはっきりしていない企業が多いのです。
それが今の日本の現状です。

同じものを100個生産するのに、6時間で終わらせる人と10時間かかる人のどちらを評価しているのかという問題です。たしかに長い時間働く人財は貴重な人材かもしれません。
今では帰りたくて仕方ない人がほとんどですから。

その生産性の高い社員が正当に評価できる人事考課がない企業は、見ため評価をしていくことになるでしょう。
結果は見えています。
能力の高い社員はいなくなります。

自分の意思で会社を辞めるという決断をしたのであれば、まだ問題は小さく済みますが、会社の見ため評価で居心地悪くなり辞めていくのがほとんどです。

定時で帰る社員は不真面目で、残業をする社員は真面目という間違った評価をしていると、
生産性の低い社員を使っていることになり、働き方改革で改革されるのは会社の方ということになります。

進まない予想の「働き方改革」

私の予想は、働き方改革は進まない。
これは労働時間に関しての意見ですが、他の案に関しても同じようなことが言えます。
今までのんびり仕事をしていても残業代が出た状況から一変、決められた時間内に求められている成果を出さなければならない状況に今の日本の社員がついていけるはずがありません。

理由はのんびり仕事をして残業代をもらう社員が育ってしまっているからです。
もともとは仕事が出来る社員も、早く終わらせると白い目で見られる。
残業している人が偉い。という見ため評価をが主流になっているのであれば、自分が頑張ってやる必要がまるでないという結論なんです。

その結果、能力を隠し続け、終いには能力が落ちているということになります。
改革が導入された瞬間に能力が戻るとは思えません。
なんらかのきっかけが必要になります。

そのきっかけを作るのは企業の仕事です。
長い時間働くのは真面目な社員ではなく、時間内に終わらせるのが評価に値する社員という見かたに変わらなければなりません。

まとめ

働き方改革改め、働く意識改革というテーマをもとにお伝えしてますが、
変わらなければいけないのは、労働者の意識ではなく、雇用側の意識ということが分かります。
長時間働いて成果を出している社員を評価し、それなりの成果を短時間で出す社員の評価をして来なかった結果、長い時間働くことが出来ない法案が生まれたおかげで、誰も活躍できるステージがなくなったということになります。

まだ間に合うとは思いますが、企業の幹部クラスの頭がそんなに柔らかいとは思えません。
いざとなった時に誰かの責任にして、現状を変えようとはすると思います。
そして優秀な社員に被害が出て問題になるのが関の山です。

このように時間を評価対象にしていた企業からなくなっていくのは間違いありません。
不確実性の高い世の中になってはいますが、これだけは言えるでしょう。

これからの企業は生産性と教育だけが仕事になります。
マニュアルワークは全てAIに任せて、人間らしい仕事をする社員の育成しかありません。
それを教育していくというのが10年後も生き残れる企業になります。

長時間労働、過度な責任のみの評価は過労の元です。
「働き方改革」を学ぶにあたり「雇用改革」を進めることが問題解決の第一歩になるでしょう。

スポンサーリンク
この記事を書いている人 - WRITER -
カウンセラーの大山裕介 情報に惑わされない為には、まずは情報を知らなければいけない。 情報を知り、情報を活かす。 これからの生き方を分かりやすいく解説しています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 情報時代を迷わず生きる学び舎 , 2019 All Rights Reserved.